キャラクターの作り方(基本編)

読者に愛されるキャラは“設定の量”ではなく“芯”で決まる

小説を書くうえで、キャラクターは物語の心臓のような存在です。 どれだけプロットが良くても、キャラが魅力的でなければ読者はついてきません。

でも安心してください。 魅力的なキャラ作りは、難しい設定を大量に作ることではありません。 必要なのは たった3つの“芯”を決めること です。

ここでは、初心者でも迷わずキャラを作れる基本の方法を紹介します。

■ STEP1:キャラの「目的」を決める

キャラクターは“目的”があるだけで一気に動き出します。

例:

  • 魔王を倒したい
  • 好きな人に振り向いてほしい
  • 平穏な日常を守りたい
  • 自分の正体を知りたい

目的はキャラの“行動理由”になります。 これがあるだけで、物語の方向性が自然に決まります。

■ STEP2:キャラの「弱点」を決める

魅力的なキャラには、必ず 弱点 があります。

  • 臆病
  • 自信がない
  • 嘘をつきがち
  • 怒りっぽい
  • 人を信じられない

弱点はキャラを“人間らしく”見せる大事な要素です。 完璧なキャラより、欠点のあるキャラのほうが読者は共感しやすい。

■ STEP3:キャラの「価値観」を決める

価値観とは、そのキャラが大事にしている考え方のこと。

例:

  • 「仲間は絶対に見捨てない」
  • 「努力は必ず報われる」
  • 「自分の力だけを信じる」
  • 「弱い者は守るべき」

価値観があると、キャラの行動に一貫性が生まれます。 読者は「このキャラならこう動く」と感じられるようになり、物語に説得力が出ます。

■ キャラ作りは“設定の量”より“芯の強さ”

初心者がやりがちなのが、 「身長・体重・好きな食べ物・血液型…」 といった細かい設定を大量に作ること。

もちろん悪くはありませんが、 細かい設定だけではキャラは動きません。

キャラを動かすのは、

  • 目的
  • 弱点
  • 価値観

この3つの“芯”です。

芯が決まれば、細かい設定は後からいくらでも足せます。

■ キャラは“書きながら”深まっていく

キャラクターは、最初から完璧に作る必要はありません。 むしろ、書いているうちに勝手に深まっていくことが多いです。

  • 書いてみたら意外な一面が出てきた
  • 思っていたより優しい性格だった
  • 予想外の行動をした

こうした“キャラの自走”は、創作の醍醐味でもあります。

まとめ:キャラ作りは「目的・弱点・価値観」の3つで十分

魅力的なキャラは、難しい設定ではなく 芯の強さ で決まります。

  • 何を望んでいるのか(目的)
  • 何が苦手なのか(弱点)
  • 何を大事にしているのか(価値観)

この3つを決めるだけで、キャラは自然と動き出します。

あなたの物語の中で、キャラクターが息をし始める瞬間を楽しんでください。

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